沈黙の戦艦

1993/05/26
スティーブン・セガールが史上最高のコックを演ずる。
戦艦の主砲がぶっぱなされる場面のど迫力。by K. Hattori



 最高に面白い!! オープニングからワクワクし通し。最後まで目が離せないアクションの連続。プロットが単純にも関わらず、伏線が効いていて人物の描写も的確かつ厚みがある。わかりやすいストーリー、わかりやすい登場人物、わかりやすいアクション。全編にサービス満点。文句なしに面白い映画です。

 僕は普段映画のパンフレットを買うことなんて絶対にないんだけど、これはパンフレットを買ってしまいました。こんな興奮は『ダイハード』以来かも知れません。映画を観てよかったと思える、本当に甘美なひとときでした。

 これって『椿三十郎』ですよね。セガールが三船敏郎で、トミー・リー・ジョーンズが仲代達矢ですな。さしずめゲイリー・ビジーは 清水将夫演ずる大目付けの菊井といった役どころ。セガールは滅法強いんですが、これは彼が三十郎なんだから仕方のないこと。三十郎の強さに文句を言ってもしょうがないことです。



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