映画かわら版
Title Index


1998年11月

プラクティカル・マジック
1998/11/30 よみうりホール
サンドラ・ブロックとニコール・キッドマンが現代の魔女を演じるコメディ。
配役は豪華なのに、なぜこんなにつまらないんだ!by K. Hattori

巨人伝
1998/11/28 大井武蔵野館
ユーゴーの「レ・ミゼラブル」を大河内傳次郎主演で日本に翻案。
脚本の構成と傳次郎の芝居が見事だ。by K. Hattori

自由な女神たち
1998/11/27 メディアボックス試写室
デトロイトのポーランド系アメリカ人一家を描いたホームドラマ。
ガブリエル・バーンがじつにいい表情を見せる。by K. Hattori

アインシュタインの脳
1998/11/27 日本ヘラルド映画試写室
プリンストンから紛失したアインシュタインの脳を探すドキュメンタリー。
最後に登場する衝撃的(笑劇的)な場面にビックリ。by K. Hattori

映画版
ビーストウォーズ・スペシャル
超生命体トランスフォーマー
1998/11/27 東映第1試写室
子供向けのオモチャを主人公にした販促用の劇場用映画。
大人が観ても面白くも何ともない内容。by K. Hattori

愛の悪魔
1998/11/26 メディアボックス試写室
画家フランシス・ベイコンと恋人ジョージ・ダイアーの実話を映画化。
主人公の強力な個性が恋人を破滅させる。by K. Hattori

タロス・ザ・マミー
呪いの封印
1998/11/26 東宝東和一番町分室試写室
『ハイランダー』シリーズのラッセル・マルケイ監督が撮ったミイラ男。
マルケイ監督らしさがあまりなかったのが残念。by K. Hattori

大いなる完
ぼんの
1998/11/25 東映第2試写室
田中角栄伝と宮本武蔵を足して2で割ったような物語。
作りは安っぽいが話は盛り上がる。by K. Hattori

パフォーマンス
1998/11/24 ユニジャパン試写室
ミック・ジャガー扮する引退したロック歌手がギャングを誘惑。
1968年に製作されたカルト・ムービー。by K. Hattori

小さな兵隊
1998/11/24 ユニジャパン試写室
1960年に作られたゴダールの長編第2作目は残酷な政治映画。
アンナ・カリーナの長編映画デビュー作でもある。by K. Hattori

ショムニ
1998/11/24 松竹第1試写室
真面目OL塚原が社内の魔窟・庶務二課で出会う怪物OLたち。
原作・脚本・監督はいいが内容は期待はずれ。by K. Hattori

奥サマは魔女
1998/11/20 GAGA試写室
ヴァネッサ・パラディが可愛い魔女を演じるコメディ映画。
同名テレビシリーズとは関係なし。by K. Hattori

BARに灯ともる頃
1998/11/20 ユニジャパン試写室
マルチェロ・マストロヤンニとマッシモ・トロイージが父と息子を演じる。
息子の成長ぶりに父親が気づく1日の物語。by K. Hattori

ジョー・ブラックをよろしく
1998/11/19 UIP試写室
ブラッド・ピット扮する死神が大富豪の娘と恋に落ちる。
上映時間3時間1分でブラピに惚れた。by K. Hattori

ドッグス
1998/11/19 メディアボックス試写室
女刑事が足を踏み入れた出口のない犯罪の迷路。
水島かおり演ずる無表情なヒロインがいい。by K. Hattori

ファイヤーワークス
1998/11/19 東映第2試写室
『タイタニック』の憎まれ役ビリー・ゼーン主演のサスペンス映画。
雰囲気はいいが最後の詰めがちょっと甘い。by K. Hattori

趙先生
1998/11/18 ぴあ試写室
妻と愛人の板挟みになってウロウロする趙先生の物語。
男が観るとニヤニヤ。女が観るとイライラ。by K. Hattori

AQUARIUM
アクアリウム
1998/11/18 ヨコシネディーアイエー試写室
魚とおしゃべりできる少女を主人公にしたファンタジー映画。
何が描きたいのだか、さっぱりわからない。by K. Hattori

ラッシュアワー
1998/11/17 GAGA試写室
ジャッキー・チェンとクリス・タッカーが共演した刑事アクション映画。
意外な顔合わせに見えるが映画のできはいい。by K. Hattori

Queen Victoria
至上の恋
1998/11/17 松竹第1試写室
19世紀のイギリス王室で芽生えた禁じられた恋の結末は?
ビクトリア女王の実話をもとにしたドラマ。by K. Hattori

愛する者よ、列車に乗れ
1998/11/17 徳間ホール
ひとりの画家が死んだとき、残された周囲の人々が考えたことは?
葬式前後の2日間を描いた集団人間ドラマ。by K. Hattori

愛のトリートメント
1998/11/16 メディアボックス試写室
『マーズ・アタック!』の脚本家ジョナサン・ジェイムズの初監督作品。
娼館の中で男たちの幻想がエスカレートする。by K. Hattori

モスラ3
キングギドラ来襲
1998/11/16 東宝第1試写室
最強の敵キングギドラの登場で、モスラは最大のピンチを迎える。
この内容なら大人も観て退屈しないだろう。by K. Hattori

残侠
1998/11/16 東映第1試写室
高島政宏主演の古典的なやくざ映画。監督は関本郁夫。
悪い映画じゃないけど、誰が観るの? by K. Hattori

いさなのうみ
1998/11/13 新宿・Pomodoro
漁師町・室戸に暮らす高校生が、鯨に深く魅せられて行く。
室戸弁がローカルな魅力を引き出している。by K. Hattori

バジル
1998/11/13 東宝第1試写室
青年貴族バジルと商人マニヨンの友情に隠された真実とは……。
19世紀イギリスの貴族社会を描いた人間ドラマ。by K. Hattori

kino
1998/11/13 映画美学校試写室
CMプランナー出身のマルチ・クリエイター佐藤雅彦の監督処女作。
6つの短編からなる52分の「kinoワールド」。by K. Hattori

いとこ同志
1998/11/12 TCC試写室
地方から出てきた大学生が都会の生活に翻弄される悲劇。
これはフランス版の『狂った果実』だ。by K. Hattori

美しきセルジュ
1998/11/12 TCC試写室
ヌーヴェル・ヴァーグ(カイエ・デュ・シネマ派)の記念すべき第1作。
旧友を助けようとする主人公の友情と葛藤を描く。by K. Hattori

YYK論争
永遠の“誤解”
1998/11/11 東映第2試写室
映画製作の内幕を赤裸々に描いた会話には身につまされる。
タイトルは堅苦しいが、内容は面白いよ。by K. Hattori

ラテン・ボーイズ・ゴー・トゥー・ヘル
1998/11/11 ユニジャパン試写室
ニューヨークのラテン系社会を舞台にした異色のゲイ・ムービー。
生活細部がきめ細かく描写されていて興味深い。by K. Hattori

新宿やくざ狂犬伝
一匹灯
1998/11/10 東映第2試写室
的場浩司扮する一匹狼のアウトローが関西やくざに殴り込み!
主人公がただの疫病神に見えるのはまずい。by K. Hattori

スモール・ソルジャーズ
1998/11/10 UIP試写室
高性能マイクロ・チップを搭載したアクション・フィギュアが大暴れ。
ジョー・ダンテが監督した現代版『グレムリン』。by K. Hattori

スネーク・アイズ
1998/11/10 イマジカ第1試写室
ニコラス・ケイジが国防長官暗殺事件の陰にある陰謀を探る。
デ・パルマの華麗な映像テクニックが見もの。by K. Hattori

赤い靴
1998/11/08 渋谷公会堂(英国映画祭)
1948年に製作されたバレエ映画の古典をニュープリントで上映。
幻想的な『赤い靴』のバレエは見ものだ。by K. Hattori

デルス・ウザーラ
1998/11/07 渋谷公会堂
東京国際映画祭/ニッポン・シネマ・クラシック
今世紀初頭のシベリアを舞台に探検家と猟師の友情を描く。
黒澤が唯一実現できた海外製作映画。by K. Hattori

竜馬暗殺
1998/11/07 アテネ・フランセ文化センター
(監名会・第60回)
坂本竜馬が暗殺されるまでの、最後の3日間を描いた時代劇。
'70年代の内ゲバ事件を幕末に移し替えた。by K. Hattori


1998/11/06 シネセゾン渋谷
東京国際映画祭/ニッポン・シネマ・クラシック
シェイクスピアの「リア王」を黒澤流にアレンジした戦国絵巻。
合戦シーンの様式美には慄然とする。by K. Hattori

スパイシー・ラブ・スープ
1998/11/06 ル・シネマ2
東京国際映画祭/コンペティション
複数カップルの恋模様を生き生きと描いたオムニバス映画。
中国初のインディーズ映画だそうです。by K. Hattori


1998/11/05 ル・シネマ2
東京国際映画祭/ニッポン・シネマ・クラシック
黒澤明が自分のみた夢をもとに描く全8話のオムニバス劇。
黒澤ファンの僕ですら、すごく退屈な作品。by K. Hattori

ロージャー
1998/11/05 渋谷エルミタージュ
東京国際映画祭/シネマプリズム
ゲリラの人質となった男の妻が、夫救出のために奔走する。
『ボンベイ』のマニラトナム監督作品。by K. Hattori

レッド・バイオリン
1998/11/05 ル・シネマ2
東京国際映画祭/コンペティション
一丁のバイオリンが時代を超えて世界を回り人々の運命を彩る。
巧みな構成力で見せるオムニバス劇。by K. Hattori

マラリア
1998/11/04 ル・シネマ2
東京国際映画祭/コンペティション
愛は人を強くする。幸福にする。孤独にする。そして狂わせる。
孤島の村で煮詰まって行く男女の愛情。by K. Hattori

故郷の春
(仮題)
1998/11/04 ル・シネマ2
東京国際映画祭/コンペティション
朝鮮戦争当時の韓国の一寒村を、少年の目を通して描く。
描写がヨソヨソしくて眠くなってしまう。by K. Hattori

オープン・ユア・アイズ
(仮題)
1998/11/04 ル・シネマ2
東京国際映画祭/コンペティション
ハンサムな青年が事故で顔面に大けがを負って自信喪失。
彼が巻き込まれた悪夢のような世界を描く。by K. Hattori

DDLJ
花嫁は僕の胸に
1998/11/03 パンテオン
東京国際ファンタスティック映画祭
運命的な恋に落ちた恋人たちが、結婚目指して大奮闘。
これは傑作。ぜひ日本でも一般公開して!by K. Hattori

ヤジャマン
踊るマハラジャ2
1998/11/03 パンテオン
東京国際ファンタスティック映画祭
『ムトゥ/踊るマハラジャ』のラジニカーントとミーナの初共演作。
主人公ヤジャマンの愛と復讐の物語だ。by K. Hattori

マドラスカレッジ大通り
1998/11/03 パンテオン
東京国際ファンタスティック映画祭
親友同士が同じ少女に恋をした。はたして友情と恋の行方は?
過激なアクションシーンが見ものの学園ドラマ。by K. Hattori

ゴールデンボーイ
1998/11/02 渋谷ジョイシネマ
東京国際映画祭/コンペティション
スティーブン・キングの原作をブライアン・シンガー監督が映画化。
ブラッド・レンフロ主演のゲイ・ムービーか? by K. Hattori

ザ・デュオ
1998/11/02 渋谷エルミタージュ
東京国際映画祭/シネマプリズム
『ボンベイ』のマニラトナム監督が描く、映画と政治の密接な関係。
ふたりの主人公の友情と別離を描く大河ドラマ。by K. Hattori

りんご
1998/11/02 ル・シネマ2
東京国際映画祭/コンペティション
イランから登場した史上最年少18歳の女性監督がコンペに出品。
実話をもとにしたドキュメンタリー風のドラマ。by K. Hattori

素晴らしき日曜日
1998/11/01 渋東シネタワー3
東京国際映画祭/ニッポン・シネマ・クラシック
黒澤明が戦後の焼け跡でロケした貧しい恋人たちのドラマ。
クライマックスに拍手が起こって感動。by K. Hattori

エクソシスト
デジタル・リミックス 25周年記念版
1998/11/01 パンテオン
東京国際ファンタスティック映画祭
伝説のオカルト映画を最新取材のメイキングつきで特別上映。
日本でも劇場公開してほしい映画です。by K. Hattori

燃えよドラゴン
ディレクターズ・カット25周年記念版
1998/11/01 パンテオン
東京国際ファンタスティック映画祭
ブルース・リーの代表作をディレクターズ・カットで上映。
オマケの上映の方が楽しかったりして……。by K. Hattori



 【あ】【い】【う】【え】【お】
 【か】【き】【く】【け】【こ】
 【さ】【し】【す】【せ】【そ】
 【た】【ち】【つ】【て】【と】
 【な】【に】【ぬ】【ね】【の】
 【は】【ひ】【ふ】【へ】【ほ】
【ま】【み】【む】【め】【も】 
【や】【ゆ】【よ】 
【ら】【り】【る】【れ】【ろ】 
【わ】【を】【ん】 
【A-Z】【0-9】 
【月別】 




ホームページへ