1999/09/30 徳間ホール
冒頭10分とラスト2分の衝撃。映画とはかくも自由なものなのか!
和製『ヒート』だと思っているとひどい目に遭う。by K. Hattori
「油断大敵」という言葉がある。油断して適切な対処を誤ると、思わぬ大損害・大失敗をやらかすという意味だ。僕は何もここで、東海村の核燃料事故について書こうとしているわけではない。映画を観ているときにも、「どうせこんな映画は」とか「なるほどその手でくるのね」「○○みたいな展開だな」などと舐めてかかっていると、後から手ひどいしっぺ返しを食う場合があるというお話です。映画の最後まで観て、「参りました」「勘弁してください」「申し訳ない」と平謝りに謝ってしまいそうな映画。それがこの『DEAD OR ALIVE』だった。