映画かわら版
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1999年6月

ホーホケキョ
となりの山田くん
1999/06/30 松竹試写室
いしいひさいちの4コマ漫画をフルデジタルで長編映画化。
少し毒のある現代版『サザエさん』。by K. Hattori

小武(シャオウー)〈原題〉
1999/06/30 ぴあ試写室
近代化を進める中国で時代の流れから取り残されたスリの青年。
もっとドラマを語ってくれないと退屈すぎる。by K. Hattori

あの娘と自転車に乗って
1999/06/30 ぴあ試写室
キルギスタンの映画監督が作った自伝的なキッズ・ムービー。
パートカラーにあまり効果がないのが欠点。by K. Hattori

秀子の車掌さん
1999/06/29 東宝第2試写室
高峰秀子と成瀬巳喜男が初めてコンビを組んだ記念すべき作品。
題材はローカルだが、料理の仕方がモダン。by K. Hattori

お国と五平
1999/06/29 東宝第2試写室
谷崎潤一郎の原作を成瀬巳喜男が映画化した昭和27年作品。
山村聰が物語をぶち壊していくところが最高。by K. Hattori

ワイト島1970
1999/06/28 シネカノン試写室
1970年8月にワイト島で開催されたロック・フェスティバルの記録映画。
「愛と平和」のかけ声がクソとゴミの山になる4日間。by K. Hattori

ヌレエフ
I AM A DANCER
1999/06/28 シネカノン試写室
天才バレエ・ダンサー、ルドルフ・ヌレエフのドキュメンタリー映画。
スタジオ収録の『マルグリットとアルマン』は感動的。by K. Hattori

眠狂四郎女妖剣
1999/06/28 徳間ホール
雷蔵の眠狂四郎シリーズで初めて興行的ヒットを飛ばした作品。
池広監督の絵作りは面白いが話はイマイチ。by K. Hattori

アラスカ
1999/06/27 東京アイマックス・シアター
広大なアラスカの大自然をアイマックスの大画面映像で堪能できる。
不毛の大地に見える氷河地帯は野生の王国だ。by K. Hattori

ピーターラビットと仲間たち
ザ・バレエ
1999/06/25 シネカノン試写室
ビアトリクス・ポターの人気絵本をロイヤル・バレエ団がバレエ映画化。
1971年に製作された作品だが古さは感じない。by K. Hattori

マトリックス
1999/06/24 パンテオン
サイバーパンクSFと香港カンフー映画がドッキングした超大作。
『バウンド』のウォシャウスキー兄弟最新作。by K. Hattori

フランダースの犬
1999/06/24 GAGA試写室
原作と異なり主人公を殺さない実写版は、改善か改悪か?
面白いからぜひ劇場で上映してほしい。by K. Hattori

迷宮のレンブラント
1999/06/24 東宝東和試写室
若い天才贋作画家が巻き込まれた陰謀と殺人事件。
贋作を作る場面がものすごく面白い。by K. Hattori

シンプル・プラン
1999/06/24 東宝東和試写室
スコット・スミスのベストセラー小説をサム・ライミ監督が映画化。
なぜこの映画をサム・ライミが撮るんだろう? by K. Hattori

パッション・フィッシュ
1999/06/23 徳間ホール
事故で下半身不随になった女優が故郷ルイジアナに戻ってきた。
気むずかしい女優と若い看護婦の友情物語。by K. Hattori

黒猫・白猫
1999/06/23 東宝第1試写室
『アンダーグラウンド』のエミール・クストリッツァ監督最新作。
ジプシーの結婚騒動を描いたコメディ映画だ。by K. Hattori

グロリア
1999/06/22 ヤマハホール
ジョン・カサヴェテスの代表作をシャロン・ストーン主演でリメイク。
オリジナルの足元にも及ばぬ魂のない映画だ。by K. Hattori

ウォーターボーイ
1999/06/21 ブエナビスタ試写室
『ウェディング・シンガー』のアダム・サンドラー主演最新作。
ヒロインのファイルザ・バルクがかっこいい。by K. Hattori

ハリケーン・クラブ
1999/06/21 シネカノン試写室
ニューヨークのストリート・キッズを描いた救いのないドラマ。
話は暗いが個々の場面は輝いている。by K. Hattori

お受験
OJUKEN
1999/06/21 松竹試写室
矢沢永吉と田中裕子が我が子の小学校受験に熱中するコメディ。
滝田洋二郎と一色伸幸の黄金コンビが復活。by K. Hattori

リトル・ヴォイス
1999/06/18 徳間ホール
『ブラス!』のマーク・ハーマン監督の最新作はミュージカル?
マイケル・ケインの素晴らしい熱唱が聴ける。by K. Hattori

男と女と男
1999/06/18 シネカノン試写室
妻が浮気していると知った夫は相手の男に近づいて……。
ジャン=ピエール・レオー主演のラブ・コメディ。by K. Hattori

葡萄酒色の人生
ロートレック
1999/06/17 日本ヘラルド映画試写室
猥雑なモンマルトルを愛した世紀末の画家ロートレックの生涯。
風俗考証は完璧だが話は散漫になった。by K. Hattori

パラサイト
1999/06/17 GAGA試写室
古典的侵略SFの現代風アレンジだが、ややパンチ不足気味。
ロバート・ロドリゲスならもっと無茶をやれ! by K. Hattori

老人と海
ヘミングウェイ・ポートレイト
1999/06/16 東京アイマックス・シアター
ヘミングウェイの生涯を描くドキュメンタリーと、代表作『老人と海』の2部構成。
『老人と海』では主人公の声を三國連太郎が演じる。by K. Hattori

オフィス・キラー
1999/06/16 メディアボックス試写室
女性アーティスト、シンディ・シャーマンの映画監督デビュー作。
小さな出版社を舞台にした連続殺人事件の顛末。by K. Hattori

ポリー・マグーお前は誰だ?
1999/06/16 徳間ホール
ウィリアム・クラインの監督デビュー作はオシャレでカッコイイ!
ファッション業界を舞台にしたコメディ。by K. Hattori

夢幻琉球・つるヘンリー
1999/06/16 アップリンク・ファクトリー
沖縄の映画監督・高嶺剛がビデオで作った最新ファンタジー。
このデタラメぶりが好きな人はどうぞ……。by K. Hattori

Trancemission
1999/06/15 シネカノン試写室
ビデオクリップ出身の高橋栄樹監督が作ったパラノイア・ムービー。
ザ・イエロー・モンキーが映画初出演している。by K. Hattori

双生児
GEMINI
1999/06/15 東宝第1試写室
江戸川乱歩の原作を塚本晋也監督が大胆に映画化。
メイクやコスチュームも恐い心理サスペンス。by K. Hattori

ギャルソンヌ
1999/06/13 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
ようやく探し当てたゲイの父親に、娘は「息子です」と自己紹介。
ヴァレリー・ルメルシエはコメディ映画の天才だ。by K. Hattori

ボーダーライン
1999/06/13 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
死んだ友人の願いを叶えるため、車に死体を積んで一路ベニスへ。。
愛する人を送る心を見つめたロードムービー。by K. Hattori

大浸水
1999/06/13 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
突然の大洪水に右往左往する人々を描くコメディ版『フラッド』。
危機に際して最後までエゴを貫くのがフランス流。by K. Hattori

幸せな日々
1999/06/13 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
30歳前後の男女複数名を主人公にした友情の物語。
もう少し短くしてもよかったと思う。by K. Hattori

カジモド
1999/06/12 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
パトリック・ティムシット監督・主演の現代版『ノートルダムの鐘』。
神父を演じたリシャール・ベリに爆笑する。by K. Hattori

これが人生?
1999/06/12 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
農業を継ごうとする青年の姿を通して「自分の人生」の大切さを描く。
映像もものすごくきれい。これは傑作です! by K. Hattori

今日からスタート
1999/06/12 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
低所得者地域で幼稚園の園長をしている主人公の奮戦記。
実在の幼稚園園長をモデルにした社会派の力作。by K. Hattori

カーニバル
1999/06/12 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
『ビヨンド・サイレンス』のシルヴィ・テスチュが主演したフランス映画。
カーニバルの喧噪の中で日常が壊れていく。by K. Hattori

父の跡をたどって
1999/06/12 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
青年がようやく探し当てた父親はケチな詐欺師だった……。
ユーモアたっぷりのロードムービー。by K. Hattori

短編映画特集
1999/06/11 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
わずか数分の作品から30分弱のショートストーリーまで、
最新フランス映画短編集。どれも面白い。by K. Hattori

ロベールとは無関係
1999/06/11 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
恋人が別の男に走ったら、こっちも別の女に走ってやる!
と、世の中そう簡単にはいかないのだ。by K. Hattori

少年たち
1999/06/11 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
家出した少女向かった郊外には子供たちの独立国があった。
難しい社会問題を優しい視線で描いた。by K. Hattori

新しい肌
1999/06/11 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
職業訓練所で新しい生き方を模索する男たちの友情と絆。
男の世界を女性監督が描いた佳作。by K. Hattori

アステリクスとオベリクス
1999/06/10 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
ローマ軍団を打ち破ったガリア人たちを描くコミカルな冒険映画。
フランス映画史上最大の製作費だとか。by K. Hattori

ヒューマニティ
1999/06/10 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
今年のカンヌでグランプリを受賞した映画だが、僕はダメだった。
やたら深刻で、ひたすら暗いばかりなのだ。by K. Hattori

ニコラ
(冬の少年)
1999/06/10 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
学校のスキー教室に送られた子供が妄想の世界を旅する。
子供を主人公にした異色の心理スリラー。by K. Hattori

ヌーヴェル・イヴ
1999/06/10 パシフィコ横浜
(第7回フランス映画祭横浜'99)
恋した相手は妻子持ち。不倫の恋に挑んだ現代のイヴ。
ハッピーエンドの周囲には不幸が転がってる。by K. Hattori

エイミー
1999/06/09 映画美学校試写室
歌でしか周囲とコミュニケートできない少女エイミー。
かわいくて切ないオーストラリア映画。by K. Hattori

コリン・マッケンジー
もうひとりのグリフィス
1999/06/09 メディアボックス試写室
今世紀初頭に活躍した幻の映画監督コリン・マッケンジー。
その実像を描くドキュメンタリー映画。面白い。by K. Hattori

知ったこっちゃない
1999/06/09 メディアボックス試写室
ごく普通のユダヤ系アメリカ人の生涯を息子のインタビューで綴る。
父子の格闘ぶりが、画面からひしひしと伝わってくる。by K. Hattori

エントラップメント
1999/06/09 FOX試写室
キャサリン・ゼタ=ジョーンズの活躍ぶりにショーン・コネリーもたじたじ。
ハイテク泥棒の華麗なテクニックが最大の見どころ。by K. Hattori

スーパーヴィクセン
1999/06/08 シネカノン試写室
最後はどんどんシュールな展開になる、奇妙なセックス・コメディ
ラス・メイヤーの映画は巨乳美女のカタログだ。by K. Hattori

エリザベス
1999/06/04 有楽町朝日ホール
陰謀と権力抗争に満ちたエリザベス1世の若き日々……。
作り手側の狙いはわかるが、暗すぎる。by K. Hattori

ファスター、プシィキャット!
キル! キル!
1999/06/04 シネカノン試写室
ラス・メイヤーが'66年に撮った、女のヌードの出ないカルト映画。
映画史上もっとも凶暴なゴーゴーガールの出現。by K. Hattori

チャイルド・プレイ
チャッキーの花嫁
1999/06/03 GAGA試写室
人気シリーズ第4弾で、ついにチャッキーが結婚してしまった!
教訓。どんなに安全だと思っても避妊はしよう。by K. Hattori

黒の天使
Vol. 2
1999/06/03 松竹試写室
天海祐希主演のバイオレンス映画だが、これは暗すぎる……。
葉月里緒菜主演の前作以上にダメだった。by K. Hattori

テックス・エイヴリー
笑いのテロリスト
1999/06/02 映画美学校試写室
アメリカの短編アニメ作家テックス・エイヴリーの作品を特集上映。
アナーキーなギャグの数々にびっくり! by K. Hattori

悪魔のくちづけ
1999/06/01 映画美学校試写室
ユアン・マクレガー主演の時代劇サスペンスだが……。
話の焦点が定まらないのが難点。by K. Hattori

チャカ2
1999/06/01 東映第2試写室
竹内力が孤高のヒットマンを演じるシリーズ作品の第2弾。
ヒロインの遠山景織子が素晴らしい。by K. Hattori



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