２年前にヤクザたちに殺されたはずの伝説のスケ番、アサミが帰ってきた。かつてヤクザハンターとしてヤクザたちと死闘を繰り広げた彼女だが、戦いの中で傷つき、風の噂には死んだとさえ言われていた。だがその彼女が戻って来たと知って、昔の仲間たちがまた集結する。しかしそこに、親友ジュンコの姿はない。いつも感情的に突っ走るアサミを諌め、スケ番グループの参謀として仲間たちからも信頼されていたジュンコ。だが彼女はヤクザたちに捕らえられ、陵辱され、凄惨なリンチを受けた末に殺された。ジュンコの死でスケ番グループは壊滅的な打撃を受け、アサミも瀕死の重症を負った。２年たって体の傷は癒えたが、ジュンコを失ったコトによる心の傷は決して癒えちゃいない。「ヤクザたちに好き勝手はさせないよ。アタイが帰ってきたからにゃ、あいつらにはきっちり落とし前つけてもらうのさ。これはジュンコの弔い合戦だよ！」。
ヤクザたちに改めて宣戦布告したアサミたちスケ番グループは、油断していたチンピラ連中を次々に倒して、いよいよジュンコを殺した幹部たちに迫る。「ジュンコの仇だ。覚悟しな！」。死闘の末にようやく勝利したアサミたち。「あの世でジュンコが待ってるよ」。だが倒された男達は死の前に不適な笑顔を浮かべてつぶやく。「おまえ、ジュンコが本当に死んだと思っているのか？」「ジュンコに会いたきゃ、組長の別荘に行ってみるんだな」。ジュンコは生きている。どうやらヤクザたちは傷ついたジュンコを捕らえ、組長の別荘に監禁していたらしい。「ジュンコ、待ってなよ。今からアタイがあんたを助けてやるよ！」。
ヤクザたちの警戒網を突破し、組長の別荘に侵入して迷路のような廊下を抜けた先に、ジュンコが監禁されているという部屋があった。だがたどり着いた部屋はもぬけのから。逆にアサミたちはその部屋に閉じ込められてしまう。これはアサミたちスケ番グループをおびき寄せる、ヤクザたちの罠だったのだ。「畜生、アタイは馬鹿だ。これじゃ死んだジュンコに顔向けできないよ！」。だがそんなアサミの前に、信じられないものが飛び込んできた。それは組長の情婦になった、かつての親友ジュンコの姿だ。彼女は２年前に仲間たちを裏切り、ヤクザの側に寝返ったのだ。「アサミ。あんたがいる限りあたしはナンバーツー。いつも目の前にいるあんたが目障りだったのさ！ 黙って死んでりゃいいものを、またのこのこ現れるとはね」。
ジュンコたちから凄惨なリンチを受けるスケ番たち。アサミはジュンコ自身から憎しみを込めた拷問を受ける。血まみれになり、何度も失神するアサミ。だが監視のわずかな隙を見逃さず、アサミは脱出に成功。「ジュンコ、あんたを生かしておくわけにはいかないよ！」。仲間たちのしかばねを乗り越え、アサミとジュンコの最後の戦いが始まる。「わかってるだろうね。最後はタイマンだよ！」。
（このあらすじは映画本編とあまり関係がありません。）
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