8ミリで撮影し、ビデオで最終的な編集が行われたモノクロの時代劇映画。製作したのはIndie's Film Makers "ZOLTAR"で、代表の梅崎雄三は34歳。ある乱世の時代、国同士の戦乱の狭間で生きる小さな武装集団があった。戦いの場に表立って姿を現すことはなく、鍛え抜かれた技で影の仕事に専念する者たち。だが間もなく隣国同士が和議を結び、長く続いた戦いが終わろうとしている。だが和平を妨害しようとする活殺師は謀反を起こして親方を殺し、親方直属の精鋭軍団・風組の若者たちを抹殺しようとする。和平の密書を託された風組は、最後の任務を果たすために森の中を駆け抜ける。